H31 I-3B 誤差統計
25点問題はあまり解答が公開されていないみたいで、これももしかしたら有益な記事なのかもしれない。(※責任はもちません)
(1)
高校で習ったことを思いだして、定義通り計算するだけです。
expをテイラー展開した形になり、相殺されます。
分散は、(二乗平均)-(平均の二乗)で求めます。
(解答)
平均は、
分散を求める。
であるから、分散は
(解答終)
(2)
このパターン多いですね。
1回の検出なら、検出数Nを平均値として、誤差(標準偏差)はポアソン分布を仮定して√Nになります。
(解答)
検出される粒子数をとすると、
平均値は、その標準偏差はであるから、
(解答終)
計数がNならN±√Nとするクセをつけておけば良いと思います。
今日はローレンツ祭でした。けっこう踏み込んだ話も聞けたので、充実した一日でした。